口臭って自分では分かりにくいので、とても気になりますよね。にんにくを食べた翌日なら「あ、今日匂ってるかも?」なんて意識ができるかもしれません。しかしほとんどの場合は自分の口臭は自覚できないんですね。今回は口臭の原因と、その解決方法についてご紹介したいと思います。
口臭はほとんどの場合、生理的口臭と病的口臭、食事による口臭に分けられます。それぞれ詳しく見ていきます。
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生理的口臭とは
なんか難しい名前ですよね。でも簡単です。これは「誰もが持っている口臭」です。朝起きた時ですとか、お腹がへっている時、緊張したりした時なんかにも発生します。主に「唾液の減少」が大きな原因です。
唾液は天然の口臭予防装置
唾液には抗菌作用があります。口臭の原因である口内細菌を減らし、自然と口臭を予防する効果があるんですね。
様々な原因で唾液がうまく出ない時、口内の細菌が増えてしまい悪臭物質が発生してしまうんです。
生理的口臭の対処法
生理的口臭は、ほとんどの場合治療が必要という事はありません。とにかく唾液を上手に出してやれば、かなり口臭を抑えられるはずです。
- 水分補給する
- 歯磨きやうがいをして口内を刺激してやる
- ガムをかむ
- 食事中は良く噛んで食べる
これらの事をしっかりと行えば、あなたの口臭はだんだんと少なくなっていきます。
病的口臭とは
歯周病や虫歯、歯石、舌苔などが原因の場合です。これらが原因の場合は自分ひとりでは対処できない場合がほとんどです。
別記事口臭チェックと8つの口臭対策であなたの毒ブレスを改善しようの対策を行っても口臭が改善しない場合、歯医者さんに行くことを強くおすすめします。
歯医者さんではブラッシング指導から歯石除去、虫歯や歯周病のチェックを行ってもらえます。これらは全て保険適用ですので、安心して行ってみて下さい。
何回も通うことになるから面倒なのよね。なんて思われるかもしれません。しかし、あなたの口臭を治すには歯医者さんに助けてもらうことが一番の近道です。面倒がらずに通ってみてはいかがでしょうか。
食事による口臭
何かを食べた直後は口臭がしますよね。誰でもなります。特にカレーやニンニクをランチで食べた時なんかは注意が必要ですね。ガムを噛んだり、ブレスケアを飲んだりマウススプレーをしたりして誤魔化しましょう。
冬から春先までの季節限定ですが、マスクをするなんてのも効果的です。「あ、ちょっと口臭やばいかも?」と思ったらマスクをしてしまうと全く匂いません。おすすめです。
まとめ
口臭の原因は唾液の減少、歯周病や虫歯、歯石、食後の一時的な口臭に分けられます。その他には内臓などの病気から来る口臭が一部あります。対策を全部行ってもなお、ひどい口臭が残る場合は内臓の病気が疑われます。一度本格的な検診を受けてみることをおすすめします。