絶対におすすめしたいNetflixで見られる傑作アニメ8選

　Netflixに入ったはいいものの、最初に見たかったドラマやアニメはもう見尽くしてしまった！せっかくネットフリックスに入ったんだし、退会するのも勿体無いから、せめて他に何かアニメでも見てから考えよう！

　だけどな～いっぱいあるタイトルの中から何を見ていいかサッパリ解らない。というあなたに朗報です！今回は、Netflixで見られる絶対おすすめしたい傑作アニメを8本選んでみました。

　確かにアニメやドラマ、映画は「好み」で面白い面白くないが分かれます。でも、今回選んだアニメは万人におすすめアニメとなっています。

　是非この中の記事の中の1本でもいいので、何か心に引っかかったアニメをNetflixで視聴して下さればと思います。

SHIROBAKO

　アニメーションスタジオがどうやってアニメを作っているかご存知ですか？

　このアニメは、アニメ制作者がアニメを作るというお話です。30分のアニメを1クール作ることがどれだけ大変なのか、クリエイションすることがどれだけ大変かが伝わってきます。

　アニメーション業界は闇が多いと聞きます。賃金が安いとか声優は枕で取ってるんだーとか。そういう湿った話は抜きにして、物語を作ることってこんなに素晴らしいんだって思えてきます。

　自分は見ながら何度も何度も泣きました。

　今って熱い気持ちで物事にぶつかることってダサイみたいな風潮があると思うんです。SHIROBAKOは皆それぞれがアニメに全力でぶつかっていて、「ああ熱いっていいな」って思えたんです。

　突然ですが、私は元々プログラマーをしていました。畑は違いますが「作る仕事」という意味では同じカテゴリです。

　当時は毎日の納期を守ることに必死で、良いものを作ろうとかいう思いはこれっぽっちも持っていませんでした。お金のために働いていました。生活のために仕事をするんだから当然だって気持ちでした。

　アニメの世界だって色々な人がいると思います。お金のために、生活のためにやっているいる人を否定はしませんし、できません。理想と現実に打ちのめされ、ブラックな環境に叩きのめされて業界を去る人が多いこともあるでしょう。

　だけどやっぱり何かを作るって素晴らしいことだと思うんです。また何かにぶつかってみようって思えました。そういうことに気づかされたアニメでした。

　一度人生で何かにぶつかって、叩きのめされてしまった人におすすめしたいアニメです。ぜひ見てください。

ソードアート・オンライン SAO

ソードアート・オンラインのあらすじ

　意識を完全にゲームの中にダイブさせるデバイスが世界で始めて発売された。

　世界中で1万本しか発売されない激レアヴァーチャルリアリティゲーム「ソードアート・オンライン」を運よく手に入れられた主人公　桐ヶ谷 和人は早速ゲームの中に意識をダイブさせる。

　そこには、町や平原、風、全てがまるで本物のように感じられる世界が広がっていた。

　しかし、そのゲームは一度起動するとクリアするまで現実世界に戻れない絶望のゲームだった。

ゲームの中に現実がある

　仮想現実と現実の違いはなんなのか。ゲームの中では何をしてもいいのか。色々なテーマを持つソードアート・オンラインですが、なぜおすすめしたいかというと単純にお話が面白いからです。

　1話1話しっかりと話が練られているので「オンラインゲームって何？」みたいな方でもちゃんと話が分かるような仕組みになっています。

　そして、ガチ泣き必至のお話にガッチリと心が掴まれていくでしょう。ちょっとクサいかなと思う演出もありますが、これでいいんです！

僕が作りたかった

　すごくおこがましい話ですがあえて言わせてもらうと、このお話は僕が作りたかったです。オンラインゲームを心から愛し、人生の一番大事な時期をオンラインゲームに捧げてしまった僕の手で作りたかった！！（すごく傲慢）

　オンラインゲーム（MMORPGというジャンル）を一度でもやったことがある方ならハマるんじゃないかと思います。

　お話を作る才能なんて全く無いので、結局無理だったでしょうけど。だからこそ、ソードアート・オンラインには感謝しています。こんな作品を僕は待っていたんです！！

月間少女野崎くん

月間少女野崎くんのあらすじ

　どことなく「無骨」という感じの男子高校生「野崎梅太郎」。主人公の女子高生「佐倉千代」は彼に恋をしてしまう。勇気を出して告白したものの、何故か彼女ではなく少女マンガ家のアシスタントになってしまうのであった・・・。

　野崎くんは男子高校生でありながら人気少女マンガ家である。野崎くんと佐倉千代の日常を描く少女マンガ家男子コメディーここに爆誕！！

ゆるく面白い　野崎くん

　第一話の冒頭で「あ～あ　またこの手の恋愛アニメかよ」と思ったら開始30秒で裏切られたコメディーアニメ。

　漫画家「野崎くん」と、彼を手伝うアシスタント達の日常をゆる～く描く月間少女野崎くん。ゆる～く見ていられるアニメとして面白かったです。特にシリアスな気分でも無いな、という時におすすめ！

Steins;Gate シュタインズ・ゲート

シュタインズ・ゲートのあらすじ

　主人公の岡部倫太郎はタイムマシーン理論発表講演を聴きに秋葉原にあるラジオ会館に来ていた。岡部はどんなタイムマシーン理論かと期待していたが、既に発表されていた理論をツギハギさせた内容にがっかりし、発表者「ドクター中鉢」に食ってかかる。

　喧嘩腰の岡部を「牧瀬紅莉栖」が外に連れ出す。彼女と二言三言話した岡部はその場を後にするが、直後ラジオ会館に悲鳴が響く。同じ建物の8Fで倒れている牧瀬紅莉栖を発見してしまう。

　気が動転した岡部は友人に事の顛末を携帯メールで送信する。携帯の送信ボタンを押した瞬間、世界は一瞬静寂に包まれ・・・世界は書き換えられた。

2010年代を代表するアニメ

　80年代がガンダム、90年代がエヴァンゲリオン、00年代の涼宮ハルヒの憂鬱と来て10年代を代表するアニメの一つだと思います。

　シナリオが素晴らしく、見始まったら止まらない中毒性。「タイムマシーン」や「タイムリープ」などがあたかも実現可能なように錯覚させる「それっぽい理屈」。

　タイムトラベル物が好きな人なら絶対にはまれるアニメとなっています。あんまり興味ないよ！って人も一度お試しください！絶対おすすめアニメです。

河童のクゥと夏休み

河童のクゥと夏休みのあらすじ

　小学生の上原康一は、下校の途中に奇妙な石を見つける。好奇心からその石を割ってみると、干乾びた化石のような生き物が出てきた。

　それは長い間、地面の中で仮死状態にあった河童の子供だった。河童のクゥと夏休みは、河童と暮らした小学生の夏休みを描いた物語。

大切な人と一緒に見よう

　自分ひとりで見ても断然おすすめですが、家族や恋人、お子さんと一緒に見ることを強くおすすめします。

　河童と暮らすことで1段も2段も大人に成長する小学生が描かれています。物語冒頭と終盤ではもう子供と大人のような違いが感じられます。

　そして、一番おすすめのポイントは「大切な事」を感じられることです。何が大切な事かはあえて言いませんが、見終わった後、必ず何か強い思いを手に入れられるんじゃないでしょうか。

ガラスの仮面

ガラスの仮面のあらすじ

　かつて大女優と謳われた月影千草は、女優を引退し、静かな生活を送っていた。月影は舞台『紅天女』（くれないてんにょ）の上演権を持っていたため、数々のプロダクションから上演をしようと言い寄られる。

　月影は、プロダクションからの申し出を全て断り「今後10年間で育てた女優に紅天女を演じさせる」と言い放つ。女優が育たなかったら上演権を譲るとも。

　月影は才能を持った女優の卵と出会い、育てる事を決心する。彼女は紅天女を演じられる女優に育つのか。果てしない女優への道が今始まる。

5000万部の大ベストセラー漫画をアニメ化

　30年以上連載を続けている大ベストセラーをアニメ化した作品。女優の卵から才能の片鱗を見せ、次第に成長する二人の女優がお互いに高め合い紅天女を演じられる女優を目指すアニメです。

　5000万部も売れているだけあってお話が素直に面白いです。主人公は、果たして紅天女を演じる女優に成長することができるのか？

SAMURAI7 （サムライ7）

SAMURAI7のあらすじ

　世界は数々の大戦を経て、機械化文明と農耕文明が複雑に入り混じる混沌とした時代にあった。大戦も終わり、村には平穏が訪れていたが、ここ最近米の刈り入れ時期を狙い略奪に来る野武士（ノブセリ）の存在に悩まされていた。野武士に困った村人は、野武士退治を請け負ってくれる侍を雇うべく秘かに画策するのだった。

原作は黒澤明監督の7人の侍

　どこかで聞いた話かもしれませんが、あの世界中で有名な黒澤明監督の「七人の侍」50周年の記念としてGONZOがフルリメイクしたアニメです。

　機械化された人間やロボットなど、かなりSFに変わってしまった世界観が斬新ですが、基本は七人の侍です。村人が野武士に困り街へ出て、7人の侍を探してくるというベーシックなストーリーは変わりません。

　かなり面白い作品に仕上がっていますので、七人の侍を見たことが無い人でも楽しめると思います。

十二国記

圧倒的な世界観

　十二国記のあらすじを書こうと思いましたが、挫折しました。圧倒的な世界観。世界の仕組みその物を一つの作品に収めてしまうこのアニメのあらすじなんてとても数行じゃあらわせないんです。

　一言で無理やりいうなら「世界の理に翻弄される王達の話」でしょうか・・・いやなんか全然違う気がするし何のこっちゃと思うかもしれません。

　簡単に紹介すると今流行りの「異世界物」の走りとでも言いましょうか。一人の人間が考えたとは思えない圧倒的な「新しい世界の理」が描写され、神の存在があり、王がいて、人々は運命に翻弄されます。

　凡人では100年かかっても考えつかないようなお話がこれでもかと繰り広げられます。「はえ～面白すぎる」と唸ってしまった作品です。超おすすめ！