故事成語

超訳!臥薪嘗胆の意味とは 暗い復讐の物語だった

燃え上がる復讐心 臥薪嘗胆
Written by パンド
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 臥薪嘗胆って有名な故事成語の一つですよね。普通の会話で使ったりはしないですが、新聞だったり物語によく登場します。そもそも臥薪嘗胆の意味って何なのでしょうか。由来や成り立ちも踏まえて意味を捉えていきたいと思います。

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超訳!臥薪嘗胆の由来・成り立ち

 呉の王 闔閭(こうりょ)は、前の年に侵攻を受けた復讐として、越国に攻め入った。

 しかし、越国は強く、返り討ちに合い、その時の怪我が元で呉王 闔閭の命は風前の灯であった。闔閭は息子である夫差(フサ)を呼びこう言った。

「夫差よ、必ず仇を討ってくれ」

 すると夫差は「3年以内に必ず仇を討って見せます」と答えた。その後、闔閭亡き後の呉を任された夫差は約束を果たすべく国力の充実を図った。

 夫差はわざとゴツゴツした薪の上で寝る事に決め、父親を討たれた屈辱心を忘れないようにした。(薪の上で寝る=臥薪)

 十分に国力を蓄えた夫差は約束どおり越国に攻め込んだ。夫差率いる呉軍は強く、越王 勾践(コウセン)の軍をさんざんに打ち破った。

 勾践は降伏したが捕らえられ、呉王 夫差に馬小屋の番人などをさせられ、屈辱にまみれた生活を強いられた。

 勾践は許され、越国に帰されると復讐心をたぎらせ、必ず呉国を滅ぼすと心に誓った。

 屈辱的な気持ちと復讐の心を忘れない為に、とても苦い獣の胆(きも)を嘗(な)めることで屈辱を忘れないようにした。(嘗胆)

 越を打ち破った呉王夫差はおごり高ぶり、周辺の国をも飲み込もうと兵を送り続け国を疲弊させた。

 呉国が疲弊し弱体化すると、この時を待っていた越王 勾践は一気に呉国へ攻め込み呉軍を大破した。

 呉王 夫差は越王 勾践に降伏しようとするが、認められなかったため自決し果てた。

臥薪嘗胆の意味とは

 この事から、臥薪嘗胆とは、復讐のために耐え忍ぶ事。また、願いをかなえる為に苦難に耐えるという意味を持つ故事成語となりました。

 日本語で使う場合は、臥薪嘗胆の日々~となる場合が多く見られます。

 「10浪したけど臥薪嘗胆の日々を経て、今年やっと大学に合格しました!!」というように使います。

まとめ

 臥薪嘗胆の物語はかなり暗い復讐合戦のお話でした。現代で使うとしたら、資格試験や大学受験のツライ勉強期間を指すことが多いように思います。僕の場合は臥薪嘗胆の日々を経て、うちの猫様に気に入られるよう頑張りたいと思います!

 

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