ガバナンスってどういう意味!?できるだけ簡単にご説明!!

最近テレビ・新聞やネット界隈でもガバナンスというワードが飛び交っていますよね。パッと聞いたときガバ、ガバ何?ってなりませんか?
今回は、ガバナンスの意味って何よ?という疑問を解決していきたいと思います。

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ガバナンスの意味

ガバナンス(governance)とは辞書によると「統治。支配。管理。また、そのための機構や方法。」とあります。

これだけ聞いても「あーうん?なるほど?」っていう感じです。キーワードは統治、管理という点です。もう少し詳しく見て行きたいと思います。

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誰が 何を ガバナンスする?

ガバナンスとは「誰かが」「何かを」統治するという意味だということが分かりました。

ガバナンスとは誰かが何かを統治する仕組みのことです。一生懸命色々な仕組みを作ったり運用したりして統治することを言います。

と言われてもピンと来ませんよね。身近な学校で考えてみましょう。

学校のガバナンスを考える

さて、物事を考えるには身近なところからとよく言います?(言わない?) 学校のガバナンスについて考えれば見えてくるかなと思います。

学校には生徒と先生、あとは校長先生とか用務員さんなどがいますよね。外部には親御さんで構成されるPTAや、なんとか委員会みたいな偉い組織もあったりします。

では「悪いガバナンス学校」を「良いガバナンス学校」に変えてみましょう。

悪いガバナンス学校

ガバナンスとは一生懸命色々な仕組みを作ったり運用したりして統治することと言いました。悪いガバナンスとは良くなろうとする仕組みが全くなく、それを正そうとしてもルールがないからできない!状態のことです。

つまり悪いガバナンス学校とは、不良たちの巣窟で、風紀は乱れて荒れ放題だけど、それを正す先生も、校則すらない状態のことなんです。

あなたは学校の校長先生です。この学校を良いガバナンスにするにはどうすればいいでしょうか。

まずは熱血先生でも配置してみましょう。最初はうっとうしく扱われるかもしれませんが、そのうち一人一人の心が変わってくるはずです。

そして生徒達に暴れるのではなくスポーツなどを通してストレスを解消してもらうために部活を整備します。

それだけでは足りませんね。効果があるかは分かりませんが、学校にいる数少ない真面目な生徒を組織して「風紀委員」などを作ってみますか。

生徒会を発足させて生徒会長に色々なルールを作る許可を与え、風紀委員と連携して校内の規律を正して貰いましょう。

…etc

こんなことで荒れている不良達が真面目になるかはわかりませんが、色々な手立てを施しました。

この一連の手立て全てが「ガバナンス」なんです。学校をよくするための仕組みを整備する。これがガバナンスすることです。

ガバナンスがよくないとか悪いとかいう表現はこういった仕組みがちゃんとしてないから結果として不正が起きたりするという意味なんです。

では次に国のガバナンスとはなんでしょうか? 学校の例えを拡大したものです。

国がガバナンスするとは

さて、一番よく聞くのが「国のガバナンスがなっとらん!!!」という論評でしょうか。

テレビのコメンテーターが口の端っこに泡を吹きながら国を批判するときによく使ってるような気がします。

では国のガバナンス。つまり、国が統治するというのはどういうことでしょうか。

国が権力を用いて人々を統治する仕組みを「ガバメント」と言ったりします。そのまま政府という意味の英単語ですね。

しかし、様々な本や新聞記事などではこれらをガバメントとガバナンスを一緒にしている物もあり、正直ちゃんとした使い分けがなされているわけではないように思います。

一応ちゃんとした意味で言うとガバナンスは「自治」という意味合いが強いということは予め断っておきます。

いきなりですが、日本の場合、憲法があって、法律があります。法律は国会で決まり、決まった法律に則って仕事をするのが行政です。その法律に違反しているかどうか判断するのが司法ですね。

立法、行政、司法、どこかで聞いたことありませんか? 三権分立ですね。三権分立も国の統治システムの一つです。つまりガバナンスです。

では国会議員は何によって決まるでしょうか? 答えは選挙です。これもガバナンス。

憲法や法律、国会、立法、行政、司法、警察とか保険制度などなど国をよく保つためのルール作りや努力、これら全部がガバナンスです。

つまりガバナンスとは一口で言えるものではなく「ルール」や「コントロールする仕組み」を表すものなんですね。

では、「政府のガバナンスがなっていない!」と言うのはどういうことなのでしょうか。

これは政府が上手く機能していないという批判で、「国のシステムがおかしい」というくらいの意味に解釈しています。そもそも範囲が広すぎますよね。

コーポレートガバナンスは企業統治

最近本当にこのコーポレートガバナンスというワードをよく聞きますよね。これは国ではなく企業に対しての言葉になってきます。

「企業統治」と日本語訳されると少し意味が分かってきませんか?

これは企業全体にはびこる不正などをどうやって正していくのかという仕組みや、企業の儲けをどうやったら大きくできるかという仕組みがきちんとできているか?というワードです。

元々は1960年代にアメリカで生まれた言葉です。

莫大な資本を持った企業が好き勝手に自分の利益を求めた結果、公害が起きたり、市場を独占したり、差別を助長したりして社会問題になっていました。

そこで、「いくら利益を追求する企業だって社会の倫理的にやっちゃいけないものもあるだろう」という考えから出てきたのがガバナンスです。

現在では社会倫理に加えて不祥事の防止や利益の追求についてもこのガバナンスというワードが使われています。

企業倫理違反の例を見てみると、最近では車の検査結果改ざんなどが記憶に新しいかなと思います。これは企業統治が上手くなされていない結果起きた問題です。ガバメントがガバガバな結果、改ざんが起こってしまったんですね。・・・失礼しました。

検査改ざんなどを起こさない、また起こっても自浄作用があるような仕組みを作り、企業をコントロールしていくことをコーポレートガバナンスと言います。

要はより良くなるための仕組みや方法

ガバナンスなんていう横文字を使うから意味が分からなくなるんだと思いますが、読み替えるとしっくり来ます。100%完全にそういう意味ではありませんが、ガバナンス=よりよくするための仕組みと読み替えてみてはいかがでしょうか。

他にもITガバナンスなど色々な言葉+ガバナンスとついてきますが、統治する仕組み、管理するためのルールなどのように読み替えていけば分かりやすいかなと思います。

個人的にはガバナンスなんて範囲の広い言葉を使わずに、日本語で話して欲しいなと思いつつ今回はこの辺りで失礼したいと思います。

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