猫の病気

猫が血尿を出した!?その時、飼い主にできる正しい行動とは | Pando

ムスッとする猫
Written by パンド
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 猫のおしっこが赤い。これは「猫が血尿をした」可能性が高いです。今回は血尿が出たらどうするべきかを重点的に解説していきたいと思います。それに合わせて、血尿の原因、他にどんな症状が出るのかを病気別にまとめています。かなり重い病気のケースも考えられます。飼い主さんの判断で「だいじょぶでしょ~」なんて思っていると見る見る弱っていきますので、サインを見逃さずすぐに病院へ連れて行ってあげてください。

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猫の血尿の原因とは

猫が血尿をした時、考えられる原因がいくつかあります。そのほとんどが「病気」による血尿だと思ってください。事態は深刻かもしれません。絶対に1日~2日様子を見ようなんて思わないでください。

泌尿器系の病気になった

猫の尿路結石の症状

猫が尿路結石になると、血尿の他にも症状が出ます。以下のような症状が出たら尿路結石かもしれません。

  • トイレにいる時間が長い
  • トイレにうずくまる
  • トイレ以外でオシッコをしてしまう
  • オシッコが出ていない
  • お腹や足を触ると嫌がる
  • 何かを訴えるように鳴く事が多くなる
  • オシッコする時に鳴く
  • トイレに行く回数が異常に増える
  • オシッコが出る所を舐めることが多い
  • オシッコを良く見るとキラキラしている
  • ジッとうずくまっている

参考リンク:

猫尿路結石の症状と再発させない予防法とは 猫をストラバイトから絶対守る! | Pando
猫の尿路結石は最悪命にかかわるほど重症化します。毎日の予防である程度発症を防ぐことができます。残念な事に、尿路結石にかかってしまった場合でも猫が発するサインを早く察知できれば命を救う事ができるのです。しっかりと尿路結石の予防法とサインを覚えておく事で、最高にかわいい猫ちゃんを守ってあげましょう。

猫の膀胱炎の症状

 膀胱炎になると、血尿の他にも症状が出ます。以下のような症状が出たら膀胱炎かもしれません。

  • 水をたくさん飲む
  • おしっこの回数が増える
  • おしっこがめちゃくちゃ臭い
  • ぐったりして動かない
  • 餌を食べない

 尿路結石と膀胱炎はセットのように併発することがあります。予防はできても、なってしまうと獣医さんしか治すことができません。必ず動物病院に行くようにしてください。

腫瘍がある

 可能性は低いですが、膀胱ガンの場合にも血尿が出ます。老齢猫(8歳以上)に多く見られますが、若い猫でもかかる可能性があります。が・・・可能性は非常に低いでしょう。ただ、頭の片隅に置いておく程度でいいかもしれません。

怪我の可能性

 最近どこかから強く落下しませんでしたか?外に出している猫ちゃんでしたら最近喧嘩して傷を作って帰ってきたりしませんでしたか?見た目は何ともないけど、怪我によって内臓が傷ついた時に血尿が出る場合があります。

タマネギ中毒をおこした

 猫が玉ねぎを食べませんでしたか?玉ねぎを食べると猫の赤血球が破壊されおしっこが赤くなることがあります。これを溶血(ようけつ)と言います。溶血が続くと貧血になります。

 どのぐらい食べると中毒を起こすの?と思われるかもしれません。これは個体差がかなり幅があるそうで、玉ねぎ1かけら食べただけでかなり重症になる場合があります。

 玉ねぎを切ったら必ず手をよく洗いましょう。玉ねぎ汁たっぷりついた手で猫をなでていませんか?猫がグルーミング(体なめなめ)した時に成分が取り込まれてしまいます。大げさかもしれませんが、このぐらい気をつけておいたほうが安心ですね。

猫に食べさせてはいけない食べ物 一覧 まとめ | Pando
知らず知らずのうちに猫に食べさせてはいけない食べ物をあげている事があります。しっかりと猫に与えてはいけない食べ物を理解し、コントロールしてあげることが重要です。今回は、猫に食べさせてはいけない物をまとめてみました。

猫の血液量はジュース1本分より少ない

 猫の血液量は5kgで300mlぐらいと言われています。1kgで大体50mlで4kgだと250ml、3kgだと200mlぐらいです。小さい猫だと缶ジュース1本分よりもはるかに少ない血液量ということになります。

 猫が10ml出血したとします。量的には「小皿にちょっと醤油をたらした程度」に見えるかもしれませんが猫にとっては大出血です。少量だからとなめてかからず「血尿がでたら必ず動物病院」という意識を持つぐらいでも大げさではないかもしれません。

猫の血尿 応急処置とは?

 猫が血尿を出した場合、動物病院でしか治療ができないと思ったほうがいいでしょう。でも、すぐに動物病院へ行けない時もありますよね。そういう時用に応急処置をご紹介したいと思います。

水分が大事

 水分をたくさんとらせることが重要です。猫におしっこをたくさんしてもらうようにするんです。でも、いきなり水飲みなさい!なんて言っても飲むわけないですよね。なので猫に負担なく、水をたくさん飲んでもらえるような工夫をまとめてみました。

参考リンク:

猫が水を飲まない!愛するネコに水を飲ませる10の方法とは | Pando
猫が水を飲まない!飲んでくれない!というのは多くの飼い主さんにとって共通の悩みだと思います。猫が水をこれっぽっちも飲んでくれない時、どうすればいいのでしょうか。今回は愛する猫に少しでも水を飲ませる方法をご紹介したいと思います。

フードを変える

 フードをドライフード(カリカリ)からウェットフード(缶詰、パウチ)に変えましょう。こちらの方が水分を多く取れるからです。普通の物だと塩分が濃すぎて尿路結石などを悪化させる恐れがあるので尿路結石などの病気に配慮された物を買いましょう。おすすめはメディファスの青い缶詰(パウチもあります)です。尿路の健康に配慮されたウェットフードなので、あげてもある程度は安心できます。もちろん、病院へ行った後は先生の指示に従ってください。

トイレをきれいに

 猫は尿路系の病気にかかったときはトイレに入らなくなったり、トイレの中でうめき声を上げるようになったりします。「トイレに入っておしっこしようとしたら痛い」という刷り込みが完成されてしまうとすごくやっかいです。なのでできるだけトイレに入ってもらえるよう、匂いや汚れを徹底的に除去してあげるといいでしょう。トイレが不潔で尿路障害を起こしている可能性も0%じゃありません。

 猫のトイレをきれいにする方法をまとめてみましたので、よろしければご覧ください。

参考リンク:

猫のトイレを常に清潔にしておく掃除方法とは | Pando
猫は綺麗好きです。あまりに汚いトイレでは、してくれなくなります。しっかりと掃除をして、猫が気持ちよく生活できるように万全の準備をしておきましょう。今回は猫のトイレを常に清潔にしておく掃除方法をご紹介したいと思います。

猫の血尿は恐ろしい病気のサイン

 猫の血尿は重症になっているケースもあることから、見逃せない症状の一つです。うちの猫が尿路結石になった時は、床にてんてんと「液」がたれている事から発覚しました。その時はなんかジュースでもこぼしたかな?ぐらいにしか思っていませんでした。ティッシュでふき取ると赤いような茶色いような液でした。

 それから、猫がトイレでうめく様になり心配してさすっても嫌がり、お腹の方を触ると「ンキャッ」というような聞いた事の無いような声を出してうずくまるんです。すごく心配になりました。

 ネットで調べまくった結果、どうやら床に落ちていた液はジュースではなく血尿をお漏らししているんだと分かりました。すぐに動物病院へ連れて行きましたがかなり悪化していて、なかなか治りませんでした。治療費はたぶん10万円を超えたと思います。(入院もさせたんですが治らなかったです。)

 今は嘘のように元気になっていますが、このまま一生病院に連れて行ったり薬飲ませないといけないのかな・・・と不安になったことは事実です。ですから、皆さんも血尿を侮らず、すぐに病院へ連れて行ってください。早ければ早いほど回復が早く猫も元気、お財布も傷まないと良いことずくめです。

 経済的なことを書くと「いくらかかっても治すのが飼い主の責務だよ!」と批判が来るのですが、猫の病気と治療費の話は絶対に切り離せないと思い、思い切って書きました。10万円というのはたぶん、かなり高いほうだと思います。1回の診察と薬の処方で6千円ぐらい。入院は3日ぐらいで2万円台後半ぐらいはお支払いしたと記憶しています。

 フードは今でも「尿路結石予防」のフードをあげています。正直高いです。でも愛してるからしかたないかなとも思っています。私が様子を見ていなければ、うちのお猫さんも苦しまずにすんだかなという反省もあります。だから、皆さんは本当にすぐに病院へ連れて行ってあげてくださいね。私と愛するあなたの猫からのお願いです。

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